思考回路が違う夫婦、ChatGPTを挟んで話が通じた話 ~Apple脳とGoogle脳が、Microsoftに仲介されるまで~
思考の土台が真逆な夫婦が、ChatGPTという“地味に有能な先輩”に助けられながら共創する日常の記録。

■ 思考の違いは、面白い。
価値観は似ている。でも“思考のプロセス”がまったく違う。
同じ方向を向いているようで、何かが噛み合わない。そんなこと、ありませんか?
私たち夫婦はまさにそんなタイプ。
感性で動くApple脳の私と、構造で考えるGoogle脳の旦那。
そんなふたりの間に立ってくれるのが、地味に頼れる“Microsoft脳”のChatGPTだった──
日常のすれ違いが、ちょっと面白く見えてくる話です。
■ 思考の土台が違う
ある日カフェで「どんなITが好き?」という雑談しているとき、ふと気づいた。
私と旦那って、好きなITの方向が真逆なのかも、と。
- マーケター私:カメラ・動画編集・SNS…クリエイティブなITが大好き
- エンジニア旦那:CPU性能・アルゴリズム・スリザーリンク…構造やスペックが好きなITオタク
なるほど!!!
よく見たら携帯にもそれが表れていた。
- 私 → Apple派。
- 旦那 → Google派。
同じ“IT好き”でも、こんなに世界が違うんだと実感した。
■ 旦那の「好き」は、スリザーリンクとピクロスに詰まってる
趣味は?って聞いたら、パズルゲームという旦那。
旦那が大好きな4大パズルゲームがこちら:
- スリザーリンク
- ピクロス
- ソリティア
- マインスイーパー
共通してるのは、
🧠「ルールの中で最適解を探していくプロセス」が面白いってこと。
「考えてるときが楽しい」「ルールの中で組み立てていくのがいい」
つまり旦那は、“構造萌えのロジック脳”。
私はというと、「え、ピクロスって“完成した絵”が可愛いからやるんじゃないの!?」と真逆の感想。
“結果が出てナンボ”な私とは、方向が根本から違う。
■ 「安く行くか、早く行くか」も、結論が出ない
旅行の計画を立てているとき、よくこうなる。
私「この時間に出たら着くの早いよ!」
旦那「なるほど。でもこのルートなら安いね」
私「で、どっちにする?」
旦那「んー、どっちでもいいかも」
え、決めてよ!?(笑)
どうやら旦那は、「選択肢を並べて比較する」ことが楽しくて、
「どれにするか」はあまり重視してないらしい。
この時点で、もう思考のプロトコルが違う。
■ ChatGPTが仲介役になった件
私 → Apple派。感性で動いて、完成形を大事にする。
旦那 → Google派。構造が好きで、考える過程が楽しい。
ちなみに、「生成AIってどの企業カラーなんだろうね?」って話になって、
旦那が「ChatGPTってMicrosoft系だよ」と言った。そうなんだ!
「Apple(体験型)、Google(構造型)に対して、Microsoftは実用主義かな…」と旦那が語りだしたので、
わたしがChatGPT本人(?)に確認した。
するとGPTがこう答えた。
Microsoftは“地味に有能なベテラン先輩”です。
完全にChatGPTが“夫婦の仲介者”になった瞬間だった。
▷ Apple(私)
→ 美しさと体験を重視する、感性派の表現者
▷ Google(旦那)
→ 構造と自由を愛する、探究心強めのロジカル人間
▷ Microsoft(ChatGPT)
→ 実用性と安定感で支える、“地味に有能なベテラン先輩”
私は「それ盛ってない!?」ってツッコんだんだけど、
旦那は「なるほど、確かにそうかもね」って冷静に納得してた(笑)
■ 作る vs 考える
いま、ふたりで何かアプリを作ろうと試みている。
私は「世に出すために燃える」タイプ。
旦那は「構造を考えるのが好きだから、完成前に飽きる」タイプ。
たしかに日常のやりたいことも、
私は「それ、形にしようよ!」と背中を押す。
旦那は「どうすればもっとスマートにできるか」を設計する。
そんなふたりの“共創スタイル”が、最近定着している。
ゴールまで走りたい私と、過程を楽しみたい旦那。
ちょうど中間にいるのが、ChatGPTっていうのも、おもしろい。
わたしたちはよくChatGPTと会話するから(二人とももちろん課金済み)
📌 終わりに:違うって、悪くない
ChatGPT含めて、違う思考の人と対話するのは面白い。
「自分と違う目線」に毎日出会えるって贅沢。
話が噛み合わないときは、ChatGPTに通訳してもらいつつ、
今日も「考え方の違い」に笑って暮らしてます。

なつ
好奇心多めのマーケター。旅行が大好き!